
4月28日、ムックとテンを連れて、群馬県の鳴神山へ行ってきました。
今回の山歩きで楽しみにしていたのは、世界で鳴神山周辺にしか自生していないというカッコソウ。
以前から一度見てみたいと思っていた花です。
この日は駒形登山口から歩き始めました。
カッコソウはサクラソウ科の多年草で、世界でも鳴神山とその周辺(桐生市・みどり市)にしか自生していない、とても貴重な植物です。
群馬県でも絶滅のおそれがある植物として扱われ、国の「種の保存法」によって国内希少野生動植物種に指定されており、現在も保護活動が行われています。
そんな貴重な花が、実際に山の中で咲いている。
そう思うと、期待でいっぱいになりました。
鳴神山をわんこたちと山歩き
この日は平日だったのですが、山はなかなかの賑わい。
やっぱり、皆さんのお目当てもカッコソウだったのかな。
同じ花を楽しみに来ている人がたくさんいるんだと思うと、なんだかうれしくなります。
登山道を歩いていると、沢の水がとてもきれい。
すると、わんこたちは迷わずジャブン。

「ほら、行くよ〜」
なんて声をかけながら、ムックとテンのペースに合わせてのんびり歩きました。
山では、目的地までどんどん進むよりも、こういう寄り道の時間が楽しかったりします。

沢を見つければ入る。
気になる匂いがあれば立ち止まる。
人間だけなら、とっくに先へ進んでいるところです(笑)。
でも、そんな時間も含めて犬連れの山歩き。
自然の中で楽しそうにしている姿を見ると、連れてきてよかったなと思います。

カッコソウ、見つけた!
そして、ついに会えたよー!
……と思ったら、咲いていたのはたった一輪だけ。
えっ、一輪? と、思わず声が出そうになりました(笑)。
見頃にはまだ少し早かったのかな。

周りにはロープが張られていて、花に近づくことはできませんでした。
そのため、スマホではうまく撮れなかったのですが、実際に目の前で見ると、とても可愛い花でした。
サクラソウを思わせるような姿で、濃いピンク色の花びらがふわっと広がっています。
思っていたよりも小さくて、どこか控えめ。
山の緑の中に咲く姿には、なんともいえない優しい雰囲気がありました。
写真、下手ですね……。
実物はもっと可愛かったのになぁ(汗)。
たくさん咲いているところを期待していたので、「まさか一輪とは!」という気持ちは正直ありました(笑)。
それでも、この日に出会えたこの一輪は、忘れられないカッコソウになりました。
カッコソウを守る人たち
カッコソウの咲いている近くには、テントが張られています。
ボランティアの方たちが群生地に常駐して、花を見守っているそうです。
こうして守ってくださる方たちがいるから、咲き続けているんだなと思い感激しました。
周辺は、柵やロープが張られていますので、くれぐれも中には入らないようにしてくださいね。
私が訪れたときは、保護活動への協力金として500円をお渡ししました。
お礼に、鳴神山の手作りの木札をいただきました。
小さな木札ですが、この日の思い出と、ちょっとした応援の気持ちになりました。
カッコソウは希少な花なので、これからもこの場所で大切に守られていってほしいなと思います。
鳴神山へ出かける前に
鳴神山は、花を見る楽しみだけでなく、沢の音や新緑、わんこたちと歩く時間など、自然そのものを楽しめる山でした。
登山口は、今回私が利用した駒形登山口以外にも、大滝登山口、コツナギ橋登山口など、いくつかあります。
駐車スペースは限られているので、早めの到着が安心です。
カッコソウの見頃は、例年5月上旬ごろ。
年によって前後するので、開花状況を確認してから出かけるのがおすすめです。
桐生市では、鳴神山を含むカッコソウの見られる場所や開花予想を紹介しています。
春の山歩きで、かわいい花に会いたい方には、ぜひ覚えておいてほしい場所です。
クマへの備えも忘れずに
鳴神山では、2026年6月に山頂付近でクマの被害がありました。
出かける際は、最新のクマ出没情報を確認し、鈴など音の出るものを携帯するなど、クマ対策をして歩きたいですね。
犬連れのルールは変わることもあると思うので、行く前に桐生市の情報も見てみてくださいね。
また季節を変えて、鳴神山を歩いてみたいな。
山歩きとわんこたち、そして美しい景色に、ありがとう。
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コメント
そんなに高いわけでは無さそうな感じですけど、いや、ある程度高そうですね。四季が感じられる山ぽいですね。そんなに花には詳しくありませんが。ん?霊山?