【初夏・6月〜7月】霧と光の田代山湿原へ。
チングルマとワタスゲが咲く「天空の庭園」を夫婦で歩く

霧と光が織りなす田代山は、まるで“境目のない世界”に迷い込んだようでした。
いつもはわんこたちと一緒に山を歩いていますが、田代山湿原は特別保護地区のためペット(犬)の同行が禁止されています。
なので、今日は我が家のわんこはお留守番。
久しぶりに夫婦ふたりで、ゆっくりと湿原を歩いてきました。
山野草の中でも、私にとってチングルマは特別な存在。
凛とした美しさの中に、どこか愛らしさがあって、派手ではない控えめな佇まいにも惹かれます。
見つめているだけで、心がふわっと満たされる花です。
今回は「少し時期が遅いかな…」と思っていましたが、嬉しいことに群生がまだ美しく残っていました。

新緑の山道と、初夏の田代山湿原で見つけた花々
湿原へ向かう道中の森でも、可憐な出会いがありました。
緑の中に鮮やかに映える、真っ赤な鈴なりのベニサラサドウダン。
下を向いてキュッと並んで咲く姿が可愛らしくて、登りの足取りも軽くなります。

光が差し込んだ瞬間、チングルマがふわりと浮かび上がり、澄んだ青が美しいタテヤマリンドウとの共演には、何度も足を止めて見入ってしまいました。

やっぱり山で出会う山野草が放つ生命のエネルギーは格別です。
胸が弾み、気がつけば湿原を二周も歩いていました🤭
風がふわふわのワタスゲを揺らし、
霧が景色をやさしく包み、
光が足元をそっと照らしてくれる。

ただ歩いているだけなのに、心の奥まで静かにほどけていくような時間でした。
田代山湿原(猿倉登山口)を歩くときのちょっとしたポイント

田代山は、山頂に広大な湿原が広がる「天空の庭園」のような場所です。
・見頃の時期:チングルマやワタスゲは6月中旬〜7月上旬頃が見頃です。
・木道は一方通行:湿原の植生を保護するため、木道は「反時計回り」の一方通行ルールになっています。
・犬連れはNG:尾瀬国立公園の特別保護地区にあたるため、わんこはお休みです。
・アクセス注意:主なルートとなる福島県側の猿倉登山口までの林道(県道350号)は未舗装の砂利道が30分位続きます。車の運転は少し慎重に行くと安心です。
自然が見せてくれた、このかけがえのない一日に心から感謝。
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