高齢者・介護

これまで長く、高齢者やご家族と関わる中で、たくさんの人の暮らしや人生に触れてきました。介護や認知症のこと、在宅での暮らし、家族との関わり、看取りのことなど、そのときどきに感じたことや、あとになって気づいたことがあります。介護をする側も、される側も、思うようにいかないことはたくさんありますよね。だからこそ、誰かの暮らしの中で、ふと何かのヒントになれたら。そんな思いで残している記録です。

高齢者・介護

「避難所に行きたくない」高齢者の想いと尊厳|災害現場で感じた避難の難しさと大切な備え

熊本県で大きな地震が発生してから数日が経ちました。被災された皆さま、そして今も不安な日々を過ごされている現地の皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。そんな中、SNSを見つめていて思わず立ち止まる投稿がありました。「おばあちゃんが『避難所には...
高齢者・介護

退院から5ヶ月。母が趣味を再開できた理|心と身体のリハビリで大切なこと

病気や怪我からの退院後、思うように身体が動かず不安を抱えるご家族は少なくありません。我が家でも、母が退院した当時は同じような不安を抱えていましたが、約5ヶ月が経ち、少しずつ日常を取り戻してきました。今回は、母が笑顔で趣味を再開できるようにな...
高齢者・介護

母の退院後、初めての遠出|三世代で出かけたルピナス畑と忘れられない温かい一日

母が退院してから、初めての遠出。一緒にルピナス畑へ行ってきました。久しぶりの外の空気に母もどこか嬉しそうで、ゆっくりゆっくり歩きながら、色とりどりの花を一緒に眺める時間はとても穏やかでやさしいものでした。三世代で囲むおいしい時間と、思わず笑...
高齢者・介護

介護保険の卒業に向かって|退院1ヶ月検診での嬉しい言葉と母の新たな挑戦

カレンダーをめくれば、母が退院してからあっという間にひと月が過ぎていました。先日、退院後の1ヶ月検診がありました。診察室で先生からいただいたのは、何より嬉しい言葉でした。「血液検査もMRIの結果も問題なし。お腹の傷も……おおー、綺麗だね!も...
高齢者・介護

退院後の立ち上がりや起き上がりを楽に!元ケアマネが選んだ置き型手すりと滑り止めマット

今日は母の退院後、二週間目の診察日でした。通院同行のために朝早く実家に駆けつけた私をよそに、母はすでに準備万端。その余裕のある表情に、私の肩の力も少し抜けました。病院で久しぶりに主治医の先生とお会いした瞬間、母の表情がぱっと明るくなりました...
高齢者・介護

退院直前の介護申請や認定調査はお勧めしない理由|元ケアマネが伝える失敗しない介護準備と相談窓口

母が股関節の手術後に胆のう破裂で急変し、三次救急のICUへ……という大変な出来事を乗り越え、無事に退院の日が決まりました。そんな母ですが、今回の退院の三日前に、慌てて病室で介護保険の「認定調査」を受けました。今回の経験を通して、やっぱり「退...
高齢者・介護

認知症と孤独の関係|見守りカメラで一人暮らしの父を支えた話

母の入院が決まったとき、いちばん心配だったのは母よりも、家にひとり残る父のことでした。父は最近、新しいことを覚えるのが少し苦手になってきています。とくに機械の操作は大の苦手で、長年使っていたガラケーが壊れてスマートフォンに替えた途端、まった...
日々のこと

旅ぐるまKA6高齢の母との外出が楽になった!カワムラサイクル「旅ぐるま KA6」を使ってみた感想

母との外出に、新しく仲間入りしたのがカワムラサイクルの「旅ぐるま KA6」です。車椅子としても歩行補助としても使えるコンパクトなタイプで、実際に使ってみたところ「もっと早く買えばよかった」と思うほど便利でした。今回は、高齢の母とのお出かけで...
日々のこと

終わりの見えない扶養が続く「8050問題」を描く傑作。小説『8050』を読んで感じた親子関係の本質

​林真理子さんの小説『8050』を読みました。引き込まれる展開に、3時間ほどであっという間に読破してしまいました。​今や100万人時代と言われている引きこもり問題。この本は、まさに「親のあるべき姿」を私たちに問いかけているような作品です。​...
高齢者・介護

「私がそばにいれば…」自分を責める娘さんに伝えたいこと|ケアマネ時代に出会った、92歳お母様の奇跡の復活劇

それは、それは大事にお母様の介護をされていた娘さんから、ある日一本の電話が入ったことから始まりました。「今朝、仕事から帰ると母が転んでいたんです。トイレに行く時に滑っちゃったみたいで……入院になりました(涙)。大腿骨頸部骨折です。あさって手...