昨日、実家に帰りました。
80歳になる母が「最近これ始めたんだよ〜」と嬉しそうに見せてくれたのが、一枚のカード。
専門の先生に、先週から習い始めたらしいです。
私「これっていったい何? 書道教室?」
母「まぁるく書いていくヤツなんだよ」
私「ん? まぁるく書いていくヤツ?」
母「そう、字を書くのよ」
私「あ、書道って書いてあるわね」
母「書道じゃないよっ!」
私「え? 書道じゃないの?」
母「そう、見たほうが早いね。これだよこれ!」
私「誰が書いたの?」
母「あたしに決まってるじゃん!」

「うわぁ~おー!」
お教室1回目にしては、まぁまぁじゃない!?(笑)
しかも、母の名前「節子」の「節」まで……なんだかそれっぽい!
私「上手に書けたね! 絵手紙だ」
母「絵手紙とはちょっと違うんだよ」
私「ん? そうなの? じゃあ何ていうの?」
母「だからコレだって(カードを見せて)。己だよ!」

私「ん? ん?」
母「これは書き順も自由でいいのよ」
私「ん?……ペン習字か?」
母「違うよ。己だって言ってるじゃん!」
私「ん?……まぁ、楽しけりゃいいわね(笑)」
母「楽しいよ! これも書いたんだから見て!」
私「おー! お上手! 墨絵みたいで素敵!」
母「(満足気なニコニコ笑顔)」

(……ぎょっえー!? 左の隅っこになんでネズミ書いてんの!?)
※もちろん口に出してはおりません(笑)。
でも、マジで一瞬ドキッとしちゃいました。
「己書(おのれしょ)」ってどんなもの?
母があまりにも「自由!」としか教えてくれないので(笑)、気になって「己書」についてちょっと調べてみました。
味のある文字と絵、それが「己書」!
「己(おのれ)の書」だから、決まったルールはありません。
書き方や書き順にとらわれることもなく、自分の想いのままに自由に筆を走らせる、まさに新感覚の書なんだそうです。
ふ~ん、知らなかった!
それにしても我が母、「自由」ということしか伝えることができなかったな……トホホ(笑)。
幾つになっても「好き」を楽しむ姿に感動
だけど、80歳になってから新感覚の書を習い始めるって、なんだかすごく良いですよね。
幾つになっても「好き」を素直に楽しむ母の姿に、感動してしまいました。
これからも、じゃんじゃんどんどん色んなことに挑戦してほしいな。
たくさん出かけて、人ともいっぱい会って、元気に社会性を維持していってほしいと思います。
母に素敵な楽しみと温かいご縁をくださった己書の先生や、一緒に楽しんでくださる教室のお仲間のみなさん、本当にありがとうございます!
筆ひとつあればできる自由な書だから、母のように少し手に震えがある方でも、自分のペースで気軽に楽しめると思います。
気になる方はぜひ、挑戦してみてはいかがでしょうか?
|
|


コメント