宝登山で蝋梅を眺め、あの甘い香りに心がほどけた帰り道。
「このまま帰るのはもったいないね」
そんな話をしているうちに、ふと三峰神社のことが浮かびました。
埼玉県秩父市の山深くに鎮座する三峰神社は、「呼ばれた人しか行けない神社」と言われることでも知られています。
もちろん本当のところは分かりません。
でも、予定もなかったのに自然と足が向いてしまう不思議さは、この日も確かにありました。
そのまま車を走らせ、三峰神社へ向かうことにしました。

宝登山の帰りに三峰神社へ
山道を進むにつれて景色は少しずつ変わり、到着したのは午後3時頃。
随身門のまわりにはまだ雪が残り、ひんやりと澄んだ空気が漂っていました。


宝登山の明るくやわらかな雰囲気とは対照的に、こちらは静かで凛とした空気。
背筋がすっと伸びるような感覚があります。
三峰神社は、お犬さま(狼)を御眷属として祀ることで知られていますが、現在はペットを連れて境内へ入ることはできません。
補助犬を除き、2019年からペット同伴での境内立ち入りは控える運用となっています。
この日も愛犬たちには外で待っていてもらい、夫と交代で参拝しました。
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雪の残る境内と静かな時間


境内はとても静かでした。
足音さえ雪に吸い込まれていくようで、聞こえるのは風の音だけ。
山の神さまの気配に、そっと触れているような気持ちになります。
三峰神社は関東屈指のパワースポットとして紹介されることも多いですが、私にとって印象的だったのは派手さではなく、この静けさでした。
ただ立っているだけなのに、心の中まで澄んでいくような感覚があります。
鳥居の先で出会った二頭の鹿
帰り際、鳥居を出たところで二頭の鹿が姿を見せてくれました。

突然現れた鹿たちは、こちらをじっと見つめています。
その姿に思わず足を止めました。
「またおいでね」
そんなふうに言われている気がして、胸が少し温かくなりました。
鹿は神の使いとされることもあります。
もちろん偶然なのかもしれません。
それでも、この場所で出会ったからこそ、不思議なご縁のように感じられました。
最初にも少し触れましたが、三峰神社は「呼ばれた人しか行けない」とも言われています。
予定を立ててもなかなか行けなかったり、反対に思いがけず足が向いたり。
そんな話を耳にすると、この神社ならではの不思議さを感じます。
そういえば、こちらは狛犬ではなく“お犬さま”。
その凛とした表情を見ていたら、思わず我が家のテンちゃんの顔が浮かんでしまいました。
写真を並べてみたら……どうでしょう。
なんとなく雰囲気あるでしょう?

思いつきで向かったはずの三峰神社。
けれど宝登山の蝋梅の香りから始まった一日が、最後には雪の神域と鹿との出会いにつながり、忘れられない旅になりました。

雪の残る季節も素敵でしたが、新緑や紅葉の頃にもまた訪れてみたいと思います。
最後に、宝登山での一枚を。

ありがとうございました。



コメント
亀レスですみません。
宝登山のテラス、たまたま今日テレビ(ヒルナンデス)で見まして、
素敵な場所だと思いましたら、またここで拝見するとは…
ロープウェイで良いので登ってみたいものです。
わぁ、ヒルナンデスでご覧になったんですね📺✨
そうなんです、あのテラスとっても気持ちよくて…!
ロープウェイでも気軽に行けるので、ぜひ一度のんびり登ってみてください☺️