カレンダーをめくれば、母が退院してからあっという間にひと月が過ぎていました。
先日、退院後の1ヶ月検診がありました。
診察室で先生からいただいたのは、何より嬉しい言葉でした。
「血液検査もMRIの結果も問題なし。お腹の傷も……おおー、綺麗だね!もうこの病院は卒業でいいですよ」
お世話になった先生との別れに、母が「もう先生にお会いできないなんて、寂しくなっちゃうわ」とこぼすと、先生は満面の笑みでこう言ってくださいました。
「ここは三次救急ですからね、ずっと通い続ける場所ではないんですよ。だから今日で卒業です。ここまで本当によく頑張られましたね。これからもきっと大丈夫。頑張ってください」
その力強い先生の言葉に背中を押されるようにして、私たちは晴れやかな気持ちで病院を後にしました。
訪問リハビリスタートと、自宅でできるトレーニング
自宅での生活も、少しずつ元に戻ってきています。
介護認定の結果は「要支援2」。
……と、さらっと書きましたが、ここに至るまでは本当にヒヤヒヤの連続でした(涙)。
手術の後もしばらくは肺に水が溜まって酸素をつけていましたし、ICUから始まって二ヶ月近くもベッドの上。
日ごとに体力が落ちていく母の姿に、「なんとかしなきゃ!」と私も必死でした。
だから入院中は毎日病院に通って、母の足にリフレクソロジーをしたり、一緒に足首をパタパタ動かす小さな体操をしたり。
あの手この手で「からだ、固まらないでね〜!」とお世話を続けていたんです。
だからこそ、無事に退院して「要支援2」で訪問リハビリをスタートできたことが、私にとっては奇跡みたいに嬉しくて。
昨日はちょうど3回目のリハビリの日。
実は、高齢の方のリハビリは「どれだけ早くスタートを切れるか」が回復の大きな鍵になります。
どうしてもベッドの上にいる時間が長くなると、あっという間に足腰の筋力が落ちてしまい、心まで縮こまってしまうから。
だからこそ、退院後すぐに身体に合わせたリハビリを始められたことは、母にとっても本当に良かったと感じています。

チューブを使って、座ったまま膝を開いたり閉じたり……。
傍で見ているととてもシンプルな体操に見えますが、母にとってはかなりの手応え(負荷)があるようです。
リハビリの先生に教わりながら、一生懸命に体を動かす母の姿は、どこか凛として見えました。
こういうリハビリ用のトレーニングチューブは、自宅でも座ったまま気軽に筋肉を刺激できるので本当に助かっています。
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母の心に灯った新しい目標「また運転したい」
そんなリハビリを重ねる母の心に、新しい火が灯ったようです。
「また自分で運転をして出かけたいわ」
かれこれ4ヶ月ほどハンドルを握っていない母のその言葉に、娘の私は「えっ、大丈夫……!?」と、正直なところ期待と不安が入り混じっています。
近々、私が助手席に乗り込んでの「ドライビング・レッスン」が開催予定です。
母の「前向きな意欲」は全力で応援したいけれど、助手席のこちらの心臓がもつかどうか……(笑)。
私の血圧が急上昇しないことを祈りつつ、母の挑戦にしっかり付き合ってこようと思います。
次の大きな目標「介護保険の卒業」を目指して
病院を無事に卒業した母の次なる目標は、この「介護保険の卒業」です。
ベッドから起き上がることも難しかったところから、こうして自分の足で歩き、次の目標に向かって前を向いている今の姿は、本当に夢のようです。
「もう一度ハンドルを握る」という目標に向かって進む母の挑戦を、私も隣でしっかりサポートしていきたいと思います。
リハビリもドライビング・レッスンも、母のペースでゆっくり、焦らず。
これから一緒にたくさんの新しい景色を見ていけますように。



コメント
だいぶご回復されましたね。これで少しは一安心ですね。この段階が要支援2なのですね。
家計金融の企画立案者さん、ありがとうございます🙏
本当、少しホッとしています。
お陰様で今は要支援1に近い状態の2という感じです(*^^*)