9月に入ってからというもの、青空が広がる日よりも、どんよりとした曇り空の日のほうが多い気がします。
朝、玄関先の小さな花壇(直径50cm程)をのぞいてみると、そんな空模様とは対照的に、秋明菊(シュウメイギク)が真っ白な花を咲かせていました。(写真は9月15日の様子です)。

蕾もたくさんついていて、これからしばらく楽しませてくれそうです。
曇り空の下で見る白い花は不思議なほどよく目立ちます。
派手ではないのに、そこだけふわっと明るくなったようで、思わず足を止めて見入ってしまいます。

シュウメイギクにはピンクや紫の花もありますが、私はやっぱり白が好きです。
風に揺れる姿はどこか控えめで、それでいて凛としていて。
毎年同じ場所で咲いているのに、不思議と飽きることがありません。
特別なお世話をしているわけではありませんが、暑い夏を越え、季節が巡ると忘れずに顔を見せてくれる。
宿根草ならではの嬉しさですね。

シュウメイギクを育てるポイント
開花時期 9月から11月頃。我が家では毎年9月中旬頃から咲き始めます。
好む場所 強い西日が当たり続ける場所よりも、木漏れ日が差すような半日陰を好みます。我が家の花壇も、午前中だけ日が当たって午後は建物の影になる場所ですが、それがちょうどいいようです。
用土 もともと肥沃でやや湿り気のある土壌を好む植物です。地植えなら植えつけ時に腐葉土や堆肥をすき込んでおくとよく、鉢植えの場合は市販の草花用培養土で問題なく育ちます。
水やり 地植えで根付いている株なら、普段は雨だけでも元気に育っています。鉢植えの場合は夏場に乾きやすいので、様子を見ながら水切れさせないようにしています。
肥料 植えつけ時に緩効性の元肥を土に混ぜ込んでおけば、その後は極端に手をかけなくても毎年花をつけてくれます。株の勢いが弱ってきたと感じたら、花後や春先に緩効性の置き肥を軽く与える程度で十分です。
病害虫 もともと丈夫な性質で、病気や害虫の被害が少ない植物として知られています。我が家でも、これまで特に困った症状が出たことはありません。それも、毎年安心して庭に置いておける理由のひとつです。花後のお手入れ 花が終わった茎は株元から切り戻します。株分けや植え替えをするなら、春か秋がおすすめです。

おわりに
季節の変わり目は、空模様も気分もどこか落ち着かないものです。
私にとって秋明菊は、まさに秋の代表選手。
この花が咲き始めると、長かった夏の終わりを感じます。
天気予報では、まだすっきりしない空模様が続くようですが、足元に目を向けると、小さな秋が見つかるかもしれません。
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